豆知識☆注入とは??
2019.04.11
今日ご紹介した「Y様邸」で作業内容の1つ
「注入について」ご紹介したいと思います★
”エポキシ樹脂”という液体を
”自動式低圧樹脂注入器具”で注入していました。
この器具の特徴…
・低圧でも速いスピードで注入できる。
・注入状況を目で確かめられる。
・器具が小型なので他の作業の邪魔にならず
作業がスムーズにおこなえる。
施工方法
調査→下地処理→座金取り付け→シール→
注入→硬化養生→座金・シール材除去
なぜ注入工事が必要か…
・鉄筋コンクリート(RC造)の建物には
必ずと言っていいほど
”クラック(ひび割れ)”が入ります。
・躯体の動きに対して表面の
保護モルタルが”追従できないため発生”します。
・RCの躯体と保護材はほぼ同じ働きをしており
例えば地震により躯体が動くと
表面の保護材が追従できなくなり
”破断もしくは欠損”してしまいます。
・また注入は耐震補強の一環ではありますが
あくまで保護材の”欠落防止につながる工事”で
躯体とは別のものです。
実際に何度か注入作業を見たことがありますが
どこにどうなって入っていっているのだろうなど
すごく疑問に思っていたりもしましたが
今回調べたり詳しく聞いて学びました(^O^)★
RCとかっていつまでも頑丈そうなイメージですが
クラックやそこからの雨などの侵入で
中に空洞ができてしまっているなどが原因で
そこから崩れ落ちては大変です💦
ですのでどんな建物もですが
きちんとしたメンテナンスが大切ですね(*^-^*)👍
~投稿*門脇~
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